葉が落ちる!?ベンジャミンバロックの育て方・管理方法

観葉植物
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ベンジャミンバロックはくるんとカールした葉っぱが特徴的で
個性があってとてもかわいいですよね。
しかし家に持って帰り数日後、葉がパラパラと落ちてくる・・・
葉っぱがなくなりスカスカ状態、そんな経験はありませんか?

実は環境の変化で葉が落ちてしまうので、意外と繊細な植物なんですよ。
でも環境にも慣れてきたら、すくすく育っていきますので大丈夫です!
この記事では、ベンジャミンバロックにとって何が良くなかったのか、
そして解決策と育て方を解説していきます。

葉が落ちるのはなぜ?

ベンジャミンバロックは、基本的には育てやすいし、他のベンジャミンより葉落ちが
少なく管理しやすい植物なんですが、環境の変化には弱く、丁寧に管理されていた
お店から個人宅へ移動や、置き場所の変化、季節の変わり目などといったことから
葉が落ちることがあります。

思い当たることはありませんか?

  • 程よい日の当たる場所のお店から、日の当たらない奥の部屋に置く
  • 夏場の直射日光を当てる
  • 冬場の霜に当たる所や玄関など寒々しい場所
  • 数日おきにあちこち色んな場所に置き換えていたりした

これだと環境の変化に慣れていけなくなり、ストレスで葉を落としていくのです。

ふくろうさん
ふくろうさん

ちなみに私は、色んな場所に置き換えたりして
ダメにしてしまいました。置き場所に悩んでいたのよ・・・

家の環境に慣れさせよう。

第一に置き場所です。ほんとコレです。

日光を好みますので、まずは日当たりと風通しの良い場所に置いてあげて1~2週間
しばらく様子を見てみましょう。

すぐに自分の部屋や、お気に入りの場所に置きたい気持ちはわかりますが、
そこは少しの我慢です。

耐陰性はあるのですが、いきなり日陰や暗い場所に置いたりせずに徐々に
日当たりの少ないところへ移動して、1週間ほど置いて慣らしていきましょう。
焦りは禁物です。そして時々、日光に当ててあげてくださいね。

植物も暑さ寒さを感じています!

夏の直射日光は避けてください。葉焼けして変色してしまいます。
夏場はレースカーテン越しの日が入る場所などに置きましょう。
冬も5度以下の気温になるような場所には置かないようにしてください。

特に夏と冬に使うエアコンの風が直接当たらないように注意してくださいね。
室内では人が快適に過ごせるような空間なら問題はないですよ。

できれば自生地の環境や、お店に置かれてた環境に近い日当たりが良い場所が
最適ですね。

ふくろうさん
ふくろうさん

人間だっていきなり薄暗い部屋に通されたら、
落ち着かないし怖いよね。。。

育て方

次にやることは、今後の成長といつまでも元気にするために必要なこと。

水やりのタイミング

表面の土が乾いた時が水やりのタイミングです。

夏場は表土が乾いたらたっぷりと水を与え、気温の低下とともに回数を減らします。
冬場は表土が乾いて5~6日ほどあけてから水を与えましょう。

※根腐れ防止のため受け皿に水を溜めないことです。

水切れや水のやり過ぎによる根腐れでも葉が落ちてしまいます。
水の管理には注意が必要です。

また、病虫害で気を付けたいのがハダニの発生です。
見つけ次第、濡れた布巾などで拭き取るか水で流し落としてください。

霧吹きなどで葉水をして乾燥と病虫害を防ぎましょう。

ふくろうさん
ふくろうさん

私の肌も乾燥しやすいので化粧水スプレーを
時々しているんです。似てるよね!

肥料はあげたほうがいいの?

ベンジャミンバロックの生長期に合わせた5月~10月に、固形の粒タイプの
緩効性化成肥料を2ヶ月に1~2回与えます。
観葉植物用肥料で大丈夫です。

冬場は休眠期に入り肥料を必要としないので与えません。

また、ベンジャミンバロックは土質を選ばないので、水はけの良い用土か
市販の観葉植物用の土を使っても大丈夫です。
清潔な室内用の土も売っているのでそちらを使うのも良いかも。

ふくろうさん
ふくろうさん

人も植物もバランスの良い食事(水と栄養分)が
大切だよね!

管理方法

次のやることも大切です。

植え替えは行いましょう。

ベンジャミンバロックの植え替えは、2年に1回を目安に5~7月頃に行います。

傷んだ根があれば切り取って、根を傷めない程度に古い土も落としていきます。
ひと回り大きなサイズの鉢に観葉植物用土を使って植え付けましょう。

サイズを大きくしたくない場合は、根を1/3程切り取り元の鉢に植え直します。

また、購入したベンジャミンバロックは、数本がまとめて植えられている場合が
多いので、株を分けてそれぞれのサイズに合ったお気に入りの鉢に
植え替えても良いですね!

鉢底石を敷いて用土を入れ、ぐらつかないようにしっかりと植えましょう。
しばらくは明るい日陰で管理して根付いたら、元の置き場所に戻します。

剪定はやったほうが良い?

ベンジャミンバロックが生長し、四方八方に姿が乱れてきたら
新芽が出しはじめる春頃から6月頃に剪定をしたほうがいいです。

まずは、枯れが目立つ枝や密集した部分を切り落としていきます。
次に、整えたい樹形より小さめになるようにカットしていきましょう。

日当たりの良い所に置く場合は、思い切って短くしても、
さらにたくさんの枝葉を付けてくれますよ!

また、切り口から白い樹液が出るので、すぐに拭き取るか水で洗い流してください。
かぶれる方もいますので、手袋をして作業するのがおすすめです。

ふくろうさん
ふくろうさん

剪定は姿を整えるだけでなく、風通しや日当たりを
良くする意味もあるので、ぜひ行ってくださいね。

まとめ

葉が落ちるのを防ぐには

  1. まずは日の当たる場所に置いて1~2週間様子を見る
  2. 徐々に日の当たる場所から離していく
  3. 水やりは基本、表土が乾いてから。また季節によって回数が変わる
  4. 受け皿に水は溜めない
  5. 肥料は成長期の5月~10月の間に与える
  6. 2年に1回の目安で植え替えましょう

普段お店で見かける定番のベンジャミンは、姿形は少し違いますが
斑入りの葉や、濃い緑の葉の植物と基本的には管理方法は同じですが
他のベンジャミンよりは落葉はしにくいし、剪定など手軽にできます。

ふくろうさん<br>
ふくろうさん

お気に入りの植物を迎えたのだから、
まずは新しい環境に慣らしてあげましょうね。

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